時計が正しく時を刻んでいない場合は何をすべきでしょうか?

7 March 2017 |

Dettaglio movimento Patek Philippe

Patek Philippe chronografic movement CHR 29 535 PS Q 227 - Detail

最も正確に時を刻む機械式時計は「クロノメーター」と呼ばれ、その高い品質は、時計の動作品質の検査を行うスイスの独立機関であるCOSC による認証を受けています。

COSCは、正確な時刻に合わせられた機械式時計であっても、1か月後には正しい時刻に対して進みすぎか遅延による2~3分の誤差を生じると発表しています。(その基準については以下を参照http://www.cosc.swiss/bienfacture/precision)

それでは私たちは、正確な機械式時計を手にすることを放棄しなければならないのでしょうか?スイスの同機関はそれを認めています・・・・しかし、私たちは諦めてはいけないのです!優れた時計修繕業者は正確な時刻表示のために、機器のリズムを決定する部品となる転輪を改良することができます。時計業者がこの作業を行える可能性は時計の品質によります(例えば転輪の技術的性質)。しかし、最高とは言えないまでも、かなりよい結果を、手頃なコストで生み出すことができます。

時刻表示の乱れが著しく生じる場合、その遅延(または稀なケースで「進みすぎ」)は機器的な問題のシグナルといえます。このような場合、多かれ少なかれ作動にダメージを及ぼす機器の障害を放置せず、できるだけ早いうちに対処することが必要です。

もちろん、このことは機械式時計にのみ適用されることです。クォーツ時計はクォーツの頻繁な振動により際立って正確に時を刻む時計としてよく知られており、その遅延または進みすぎは少しも考えられません。もしそのような障害が起きた場合は、時計のバッテリーを取り換えるか、最悪の場合は機器の検査を必要とすることになるでしょう。